絵は正直者だから
本当に美しい絵は、心が美しい人にしか描けない。
純粋な絵は、心が純粋な人。
華やかな絵は、華やかな人。
強い絵は、強い人。
儚い絵は、自分を出しきった証拠。命の儚さ。1人の個。
優しい絵は、優しい人。
子供の純粋さをもつ絵は、少年のような人。
何が描いてあるという内容ではなくて、
その絵が放つ印象のこと。
それが絵の内面。
"何が"は誰にでも描けるけれど、
内面から出る輝きは
誰にでも描けるものじゃない。
私は、全部でありたいな。
醜さも抱え、それでも色とりどり、強く優しく儚く、生きている。